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2016年09月01日

パートタイムの「壁」を見る

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主婦業・学生業など、本業との両立が可能なパートタイムは多くの方にとって収入を得るための魅力的なツールです。勤務時間帯や勤務場所・業務内容にあまり縛られることがないので、再就職を目指す方にとっては第一選択になることが多いと考えられます。

さて、パートタイムで仕事をするときに必ずと言っていいほど聞くのが「103万円の壁」「130万円の壁」といった言葉です。年間の給与収入が103万を超えると配偶者控除が受けられなくなります。さらに130万円を超えると社会保険の扶養から外れ、自分で保険料を支払わなくてはならないようになります。配偶者の勤務先によっては扶養手当の対象から外れるなどの問題点もでてきます。

さらに現在、「130万円の壁」の引き下げが政府で検討されています。当面は経過措置として大企業に勤務している方等、一部の方のみが対象となりそうですが、保険料を支払わずに済ませたい場合は年収を把握しておく必要があります。